伊吹山meeting
2001/6/3

 日本国中、梅雨のど真ん中だと言うのになぜか脳天気にも晴れわたった6月3日、高原の澄んだ空気と静寂に包まれた新緑を打ち破るかのような騒々しいCNAの精鋭が伊吹山に集結してしまいました。  実はこのミーティング、一昨年の年間スケジュールにも組み込まれていたのですが、担当者がいつの間にやら逃亡(?)してしまい、立ち消えになった因縁の企画でしたが、今回は開催日まで順調に日々が過ぎていきました。そう当日までは…。  当日の朝、けたたましく鳴り響く目覚まし時計をたたき切り至福の二度寝…。『こらっ、はよ起きや〜!朝から出かけるんちゃうんか〜!』とあたたかいおかんの声で陶酔の世界から現実に引き戻される。…しばし呆然…。いかん!今回は隣町のプン太さんと待ち合わせやった!相変わらず役に立たない目覚まし時計に目をやれば約束の時間の30分前?!『どこでもドア』でもないかぎり、どうやったって間に合わない。「でも、タイムマシンがあれば1時間前に戻ってやり直せるか…」とアホな事を考えながらもあたふたと着替えガレージへ。ビアンキのセルを回し、オーナー同様目覚めの悪いエンジンを叩き起こす。ここでプン太さん宅に遅れる旨を入れて、アイドリングもそこそこに待ち合わせ場所へ直行…。プン太さんはいなかった。もしかして待ちくたびれて一人で行ってしまった?慌てて電話を入れるとまだこっちに向かっている途中らしくちょっと安心。そろったところで集合場所の『伊吹P.A』まで2台でクルージング。空は晴れわたり車の流れも順調そのもので絶好のミーティング日和だ。予定よりも早く着き、残りのメンバーを待つ。何人集まるのか少々不安で待っていると、数分後今回の発案者デルタ山下君がなぜかバイクで到着。バイクオタクのプン太さんと盛り上がっていると、黒ビアンキでpocoちゃん登場。先のFIAT FESTAで大破したF-バンパーを外した黒ビアンキは精悍さが増したようでこれはこれでカッコいい。パーキングにてもっとも本人はスポイラー仕様のほうがお気に入りのようだが。西方面からの参加者が揃ったところで『関ヶ原I.C』へ。ここで東方面から参加のフカッツー@マーチ、たけやん@ビアンキと友人の河島さん@ニューチンクェチェント・トロフェオと合流。河島さんのトロフェオをじっくり見たいところだが、ここは公道、じっと我慢で伊吹山ドライブウェイへ。ゲートに着いた途端、我が目を疑う。つ、通行料3,000円?!たかが山頂まで17Hで?かといってここで後戻りも出来ず、泣く泣く払って料金所をくぐる。こうなったら料金分走ったる!と心に誓うも一般車が多くすぐに詰まってしまい、飛ばすも攻めるもな〜んも出来ず、欲求不満のまま山頂へ到着。走り回る気力もなく駐車場で昼食がてらの宴会が始まる。みんなが持ち寄った昼食をツマミによもやま話に花が咲く。アルコールも適度に入り、盛り上がってきたところでプン太さんがおもむろにプントから取り出してきたモデルガンでシューティング大会に。きっと傍から見てたら異様な集団だったに違いない。気がつけば3時を過ぎている。あわてて次の目的地の伊吹蕎麦へ。伊吹蕎麦ここ伊吹町は日本蕎麦の誕生の地だとかで有名らしい。パーキングその2アルコールと日焼けで真っ赤になったわれわれをさらに西日が追い討ちをかける。脱水症状寸前で、目的の蕎麦屋へ到着。出された水を一気に飲み干し、『ざる・大盛り』を注文する。出てきた蕎麦を見たら、色が白い。想像していたよりもそば粉の割合が少ないようだ。自称・蕎麦通もどきのわたしは信州や出石のような黒いのが好きなので、少々がっかりするもしっかりつゆまで飲み干す。この蕎麦ならば温かいほうがお薦めかも。店の外で記念撮影をして帰路につくはずがなぜかわたしは東のメンバーに拉致され某小牧の秘密基地まで遠征。結局自宅についたのは翌日の朝になったのでした。 今回のミーティングは参加者が少なく、多少淋しさもあったのは事実ですが、とってもゆっくり出来た気さくなよい企画だったと思います。担当された方々、本当にお疲れさまでした。これからもいろんな楽しみ方の出来るイベントやミーティングを企画して下さい。

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