イタジョブ杯オープンに参戦記vol.1

レポートbyやべっち

今年最初のイタ車でサーキット。
7時過ぎに名阪スポーツランドに到着したら、すでに沢山のエントラントが準備中。

あわてて受付でエントリーを済ませ、荷物を降ろしてゼッケン貼ってライト類にテーピングしてたら、応援に来てくれたラボンバ君とO沢くんと再会。
ふたりとも朝の4時過ぎから出てきてくれたそうで感謝です。

ドラミも無事終了したらあっという間に完熟走行。
わたしのビアンキのゼッケンは210番。
つまり10番目の出走です。
ヘルメットをかぶりグローブをはめて乗り込んでシートを合わせようとしたら、毎度のことでシートが固着して動かない。
ここは慌てず、ラボちゃんにリアハッチから潜り込んでもらってシート蹴飛ばしてもらって無事修理完了(爆)
本番では1周のタイムアタックですが、完熟走行ではコースを覚えることもあって2周します。
フラッグとスタートランプを確認し、3000回転でクラッチミート。
さすが3年落ちplayz155-60-13どノーマルタイヤ、路面を掴めずホィールスピンしながら1コーナーへ。
ひさしぶりのジムカーナ、コース覚えなきゃと思いながらもコーナーの合図のパイロンがわかりにくい。
それでもミスコースすることなく(ライン取りはまだまだですが)2周が終了。
すべてのエントリー車両のテストランも終了し、いよいよタイムアタックです。
今回のエントリー数は50台。
うち25台がアルファ勢、17台がフィアット陣。
それでもわれらがアウトビアンキは4台もエントリーしてます!
ただでさえ部品取りだのドナー車だのボロクソ言われて狩り尽くされ、もはや日本では絶滅危惧種となりそうなビアンキですが、わたし以外に3台も出てくるとは(感涙)
しかし出てきてたビアンキのタイヤをよく見ると、エコタイヤだの10年落ちだのサーキットには珍しいタイヤばかり(苦笑)
かたやアルファやフィアットは高性能のスポーツタイヤやSタイヤを履かせやる気のオーラが醸し出されるも、なんか余裕の塊で大人の振る舞いは人生成功者みたい。
ビアンキオーナーの懐具合はみんな苦しいんだねと、自らも慰めます(悲)

それでもエンジンを始動し、4点式のシートベルトで身体をくくりつけるとヘルメットの中の目は真剣。
忘れかけてたアドレナリンがふつふつと沸き上がってきました。
完熟走行で体験したコースをイメトレしながら待つこと数分。
マーシャルさんに導かれコントロールラインへ。
スターターに停止位置を指示されてレッドシグナルの消えるのを待ちます。
ライトが消え自分のタイミングでスタート。
アクセル開け過ぎたかホィールスピンの音とともにあまり加速を感じずに前へ。
1コーナーつくまでにすでに2速は7000回転を越えてますが、シフトロスのほうがもったいないのでそのまま引っぱって、コーナー手前でフルブレーキ。
スプーンコーナーのような1・2コーナーを駆け抜け裏ストレート、次のS字でブレーキとともにリアが流れるもそのままかまわずにアクセルで体勢を変えて回り込む右コーナーへ。
縁石を引っ掛けながら奥の左複合コーナーを奥までこらえてまたもやフルブレーキで進入し、ステアリングが戻ったところでアクセルオン。
最終コーナーの舗装の切れ目をめがけて駆け抜けてコントロールラインをくぐって終了。
タイムは・・・46.90秒・・・
こそっと45秒台を狙ってたんですが、何カ所かラインをミスしてたし、うまくやれば出せそうな感じです。
ピットに戻ってラボンバさんたちとしばし談笑してると、赤いビアンキがコースイン。
立ち姿がきれいでいい感じだなぁと見ていたら、なんかコーナーの姿勢がすごく安定してます。
これって実はすごいクルマなんじゃない、と戻ってきたオーナーの元へふたりで直撃。


続く